ひらログ

おひまつぶしにどうぞ。

たのしくてさびしい

松任谷由実の「中央フリーウェイ」が最愛の宇宙人は好きなのだそうで、それは「たのしくて、さびしいから」だと散歩の途中で教えてくれた。正月にしてはあたたかい夜だった。「翳りのあるごきげんナンバーだよね」とか言いながら私はうなずいた。(ところで…

転職活動ふたたび

転職を決意するまでに、二ヶ月ともたなかった。試用期間内である。この堪え性のなさは、昨年ひとつめの会社を半年あまりでぬけだしたときとまったく変わらない。ただし、今回ばかりは事情がことなる。私は転職の意思をすでにちらつかせているが、だれも驚か…

勉強会

職場では週にいちど「勉強会」を催す。著名な経営者の自伝を輪読し、感想を語りあうというものである。なんの意義があるか。私にとっては、ここでの社会的通念とのチューニング、につきる。この土地の不文律を、肌にしみこませるための会だ。 私はそこで、共…

出勤の朝

いつぶりにか、朝食をとる。戸棚にひとつ残っていたチーズ入りのパンと、常備しているヨーグルト。食いしんぼうのデルフィーヌが目を光らせる。ロレーンは人間たちの活動にはかまわず寝つづけており、そんなところが私にそっくりだと家族は笑う。二匹の額を…

ロレーンとデルフィーヌ

南の窓際に置かれたソファで仰向けになり、干したての布団と同じ温度の毛むくじゃらを腹にのせてこれを書いている。キジトラ猫のデルフィーヌである。実家には二匹の保護猫を迎えたばかりだ。もう一匹は、三毛のロレーン。ロレーンとデルフィーヌというのは…